リクナビNEXTとリクルートエージェントの違いや特徴、活用方法 2017.10.20
リクナビNEXTとリクルートエージェントって同じサービスのようで違いますね。どちらも名前を聞いたことがあるが、細かい違いや特徴が分からない人は実に多いです。
いざ転職しようとすると、どちらから登録すれば良くて、どう活用していけばいいのか分からないことも多々あります。
今回は、リクルートキャリアが提供するリクナビNEXTとリクルートエージェントという2つのサービスの違いや特徴、活用方法について掘り下げて解説していきます。
母体のリクルートキャリアはどんな会社?
リクルートっていう名前は、新卒で就活しているときでも、転職活動しているときでも頻繁に耳にしますよね。
リクナビNEXTやリクルートエージェントの運営会社は厳密にいえば、リクルートホールディングスの中で人材関係の事業に集中しているのが子会社の「リクルートキャリア」という会社になります。
そのリクルートキャリアはほぼすべての人材関連サービスを展開している非常に影響力を持つ会社です。今回の二つ以外にも「リクナビ」、「アントレ.net」、「サンカク」などが有名ですね。
リクルートキャリアは、社員数が3500名以上(2017年8月1日時点)、資本金6億5,000万円以上、取扱い高1,126億円にも及ぶ超大手企業です。
そのため、他の中小転職サイトや転職エージェントを圧倒できるほどの情報量と信頼性が強みであり特徴です。
ちなみにリクルートホールディングスには、もう一つリクルートジョブズという名前の人材会社があります。こちらのメイン事業はアルバイトや非正規などの仕事紹介や求人サイトです。
リクナビNEXTの特徴
リクナビNEXTは、キャリコンサルタントが付いてくる転職エージェントではなく、求人情報の掲載がメインの転職サイトです。
「転職者の8割が使っている」と言われる時点で、どの規模の転職サイトであるかがわかりますね。実際にそれ以上が利用しているサイトです。
実際に利用者の多くが本格的に転職活動をしているわけじゃなく、とりあえず登録だして良い求人があれば応募したり、情報収集だけするという人です。
リクナビNEXTの特徴は以下のようなものがあります。
- 登録会員数が700万人に迫る、日本最大
- 掲載求人7,000件以上
- 掲載求人の8割以上が他社にない求人
- 企業からオファーが届くスカウトサービスが充実
- 400社以上の提携エージェントからの特別求人が届く「リクナビNEXTエージェントネットワークサービス」
リクナビNEXTは転職エージェントではないものの、スカウトサービスや提携エージェントから案件が届くリクナビNEXTエージェントネットワークサービスというものがあります。
全サービスが無料となっていますので、登録だけしておいて、情報収集だけに使う人も多いようです。そのような人が多いため、転職者の8割が使っているという実績ができるのかもしれませんね。
リクルートエージェントの特徴
リクルートエージェントは求人情報掲載型の転職サイトではなく、人材紹介型の転職エージェントです。
前職など個人情報を入れるとそれに基づいて、一番相性がいいと思われるキャリアコンサルタントが担当になって、求人の紹介から選考対策の指導、内定後のフォローまで一貫して支援してくれますよ。
転職エージェントは数多くありますが、大半の転職は一度リクルートキャリアが提供するリクルートエージェントを利用しているデータが出ています。それだけ知名度と実績が高く評価されている証拠ですね。
キャリアコンサルタントはどんなことをサポートしてくれるの?
キャリアコンサルタントは仕事の紹介だけしてくれる存在だと思っている人が意外と多いのですが、そんなことはありません。もちろん他社にはそういうキャリアコンサルタントがいるかもしれませんが、リクルートエージェントに在籍しているキャリアコンサルタントは厳格な選考を突破して入ってきた人の集まりなので、案件紹介はもちろんそれ以外のサポートも非常に質がいいと評判です。実際にこのようなことまでサポートしてくれますよ。
- 転職市場の現状分析・説明
- キャリアプランの設計
- 求人の紹介
- 職務経歴書・志望動機のチェック・アドバイス
- 面接対策
- 面接の日程調整
- 入社・退職までのフォロー
かなり幅広くサポートしてくれて、最初から最後までいてくれて安心です。
業界最大手なのでリクルートエージェント経由の転職者を欲しがる優良企業が多いので、どこの転職エージェントよりも好条件の案件を紹介してくれる確率が高いです。
一回限りの転職を前提として提案するというよりも、長いスパンの中でどうやってキャリアを築いていくべきかを一緒に考えてくれます。
ネットワークがあっての情報力
リクルートエージェントの最大の強みといえば、その広いネットワークがあっての情報力です。
情報力がどういうことかというと、受ける会社、内定をもらった会社の実情から、面接で何を質問されるか、人事の方の特徴まで、知りたい情報を全部持っているということです。
面接してくれた人はどの会社から転職してきたか、今どういう仕事をしているのかなども把握していて、「どうしてそんなことわかるんですか?」と聞いてたら、過去に転職をサポートした方だったという逸話もよく聞きます。
このように過去に転職をサポートした方や、学生時代の同級生、先輩や営業先、リクルートから人事部への出向などありとあらゆるルートで情報収集しているので、たくさんの情報をもっています。
こういうことは他社の転職エージェントにはなかなかできない、すごい情報力です。
それぞれの活用方法
さて、ここからはリクナビNEXTとリクルートエージェントという2つの転職支援サービスをどううまく組み合わせて活用していけばいいのかを解説していきます。
それぞれの状況によって異なるので、ケースごとに解説していきますので、自分が今どこまで転職を進めたいのかを一度考えてから、当てはまる方法で活用してください。
まずはリクナビNEXTに登録
どこまで真剣に転職活動をしようとする方でも、とりあえずリクナビNEXTに登録しましょう。
毎週水曜と金曜に二回更新があり、新着求人は毎週3000件に及ぶので新陳代謝のスピードが半端ありません。しかも大手企業の魅力案件とかも充実で、過去に遡ってチェックするのが億劫だという人は最新の情報を追うだけでも、興味が湧く案件がきっとあるはずです。
無料なので気になる案件があれば応募するという形で良いかと思います。
全然転職を考えていない人の場合は、いつでも転職できる!と思える状態にしておけば日々の仕事が楽になるでしょう。今の職場に耐えられなくなったら、応募できる案件があるだけでもストレスが抜けますね。
新卒で外コンや総合商社のような競争が激しい業界に入った人はこのように保険をかけることでストレスを抜き、結果的に転職せずに耐え抜いている人もいるくらいです。
本気で転職ならリクルートエージェントにも登録
転職活動をある程度真剣でするなら、リクルートエージェントにも登録したほうが良いです。
リクナビNEXTにない求人もあるので、広く求人をカバーできる上、転職支援も受けられます。
ただし転職エージェントも商売でやっているので、転職が成功しないと報酬がもらえません。転職する気のない人には、100%の本気度でサポートしないので、いつか転職したいと思っている程度ならあまりおすすめしません。
実は、今すぐ転職しようと思わなくても、情報収集やキャリアを一緒に考えてくれるメリットはあるので、すぐにでも今よりいい会社に移りたいと言って、相談に行っても全然問題ありません。
リクルートエージェントからの情報は確実のルートから得た情報なので、無料で聞けると非常にお得です。
リクナビNEXTとリクルートエージェントの併用がベスト
今回はリクルートキャリアが運営するリクナビNEXTとリクルートエージェントという2つの転職支援サービスそれぞれの違いや特徴、活用法についてご紹介しました。
切羽詰まって転職活動をしている人は、使えるサービスをどんどん使えばいいですし、そうじゃなくてゆっくり情報集めしたい人は、リクナビNEXTだけ登録しておくといいでしょう。うまくコントロールして情報不足や情報過多にならなければ、転職活動のやり方は皆さんの自由です。
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